ストレスチェックが義務化されたけど、実施率は

ストレスチェックは2015年12月1日より、従業員数が50人以上の事業所に実施が義務化しました。従業員の心の健康診断として1年に1回、行うこととなっています。違反した場合は指導や50万円以下の罰金が科せられます。約2年が経過しようとしていますが、どのくらいの事業所が実施しているのでしょうか。

2017年6月末の時点での、ストレスチェックの実施率は、従業員数が50~99人の事業所では78.9%でした。そして義務化してから1年後、約270の事業所を対象に追跡調査を行ったところ、ストレスチェックの結果を職場環境の改善に活かしている事業所は約37%と、半分にも満たないという結果でした。さらに、従業員が参加して職場環境の改善に取り組んでいるという事業所はわずか4%しかありませんでした。従業員が約100人ほどのある事業所では、「日々の様子で従業員の状態は把握できます。

職場の改善にどのように活かせというのか」と、困惑していたとのことです。厚生労働省では、実施率を高めるのではなく、業務の見直しやコミュニケーションを取り安するための仕組みを作るなど、企業にどのように対策を促していくのかも大きな課題だと、述べています。ストレスチャックはうつ病などの心の病にかからないように、早めにチェックするということが大きな目的です。ただ単に義務化されたから実施しているだけでは本末転倒でしょう。

結果は本人にも教えることになっています。自分の状態を把握して無理をしないようにしたりメンタルクリニックに通うなどして、自分の心は自分で守るしかないのでしょうか。

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